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先やり防水近年の地下構造物の建築工法が「外型枠省略工法」が主体となっていることから、防水工事も、掘削した山留め壁面に対して、躯体を打つ前に防水層を施す「地下外壁防水・先付け(先やり)工法」(以下、「先やり防水」と略す)に移行してきています。
従来工法では見ることが出来た外壁面の仕上がりも、「外型枠省略工法」では目視することができません。地下コンクリート外壁にコールドジョイントや豆板が多数できるかも知れないのに確認する手立てがないのです。その意味でも「外型枠省略工法」の際には「先やり防水」が必須と言えるのではないでしょうか。 |